DMを送りたいけど、何から話せばいいかわからない。
いきなりかわいいですね、面白い投稿ですね、と送っても返信が来ない経験を何度もしてきた。なぜかというと、そういう言葉は誰にでも送れる言葉で、相手にとって特別感がゼロだから。
DMが返ってくるかどうかは、最初の一文で相手の興味を引けるかどうかで決まる。そのために一番有効なのが共通点の活用で、プロフィールと投稿からしっかり読み取れるかどうかが全てを決める。
プロフィールから共通点を見つけるための読み方
プロフィール文を表面だけ読まない
プロフィール文に書いてある趣味や職業を確認して終わり、にしてる人が多い。でもプロフィール文にはもっと多くの情報が隠れてる。
使ってる言葉の選び方、絵文字のセンス、一言一言に何を乗せてるか。カフェ好きと書いてある人でも、どんなカフェが好きかは書いてないことが多い。でも写真が古民家系なのかスタイリッシュ系なのかで、好みの方向性がわかる。趣味という単語の裏にある細かい好みまで読もうとすると、プロフィールから引き出せる情報量が変わってくる。
例えば映画好きと書いてあっても、プロフィールアイコンが洋画のキャラクターなのか、ハイライトがアニメ映画なのか、過去の投稿でどの映画に触れてるかで、好きなジャンルが見えてくる。ここまで読み込んでからDMを送ると、あなたの投稿見ましたではなく、あなたの好みを理解した上で話しかけてる、という印象になる。
投稿の傾向から人柄を読む
投稿の内容だけでなく、投稿の頻度、時間帯、どんな言葉を使ってるかの傾向を見る。
毎週末に投稿してる人は週末に活動的なタイプ、深夜に投稿が多い人は夜型、食べ物の投稿が多い人はグルメへの関心が高い。これらを見ると、生活スタイルの傾向がわかってくる。
自分との共通点を探す時に、趣味という大きなくくりだけでなく、生活スタイルのレベルで重なる部分を探すと、DMの話題として使いやすいものが見つかりやすくなる。
タグやコメントから広がる情報を使う
投稿に使ってるハッシュタグ、コメント欄でのやり取り、他のアカウントへのいいねの傾向。これらも共通点を探すための情報源になる。
特定のブランドやアーティストのハッシュタグを使ってる、特定のジャンルの投稿に頻繁にコメントしてる。こういった行動パターンから、その人の関心の深さがわかる。表面的なプロフィールには出てこない、より本質的な好みの部分が見えてくることがある。
共通点の種類と会話への繋げ方
趣味の共通点を使う場合
一番オーソドックスな共通点の使い方。同じ趣味があることを伝えながら、そこから会話に発展させる。
ただし、私も〇〇好きですという情報を提供するだけで終わらせない。共通の趣味があることを伝えつつ、そこから一歩踏み込んだ話題に繋げる。
カフェが好きという共通点なら、最近ハマってるお店ありますか、または先週行った〇〇というカフェが最高で、という自分の具体的な体験を乗せる。相手の情報だけを引き出そうとするDMより、こちらの情報も出してから聞く形の方が会話として成立しやすい。
場所の共通点を使う場合
同じエリアに住んでる、よく行く場所が近い、出身地が同じ。場所の共通点は話題として発展しやすくて、実際に会う流れにも繋がりやすい。
〇〇エリアによく行くんですね、あのあたりは私もよく行くんです、という入り方。場所が共通だと、実際に行ったことがある場所の話や、知ってるお店の話が自然に出てくる。地域の共通点は、オンラインのやり取りをオフラインに繋げやすい話題でもある。
価値観の共通点を使う場合
投稿の言葉や内容から見えてくる価値観の共通点。これが一番深い共通点になりやすい。
効率より体験を大事にしてる感じがする、ゆっくりした時間を好んでる、挑戦することを楽しんでる様子がある。こういった価値観の傾向が投稿から読み取れた場合、それに共感する一言から入るDMは深く刺さりやすい。
表面的な趣味の共通点より、価値観の共通点の方が相手にとって自分を理解されたという感覚を与えやすい。ただしこれは読み取りが難しいから、的外れな解釈をしないように慎重に使う。
共通点を使ったDMの文章の作り方
相手の投稿に触れてから共通点を出す順番
いきなり私も〇〇好きですと共通点から入るより、相手の投稿に具体的に触れてから共通点を出す順番の方が自然に届く。
先週の〇〇の写真、あの場所私も行ったことあって、という形。相手の投稿を見てからDMを送ってることが伝わって、共通点がその後に続く。この順番だと、ちゃんと見てくれてるという印象が先にできてから共通点が刺さる。
共通点だけで入ると、プロフィールを見て共通点を探してDMしてきました、という検索感が出てしまうことがある。投稿への反応と共通点を組み合わせることで、そのバランスが良くなる。
共通点を起点に質問を一つ入れる
共通点を伝えた後で、返しやすい質問を一つ入れることで会話が続きやすくなる。
私も最近ランニング始めたんですけど、どのくらいのペースで走ってますか、という形。共通点を伝えつつ、相手が答えを持ってる質問で終わる。この質問が答えやすいかどうかで返信率が変わる。
質問は一個だけ。複数入れると答える負担が上がる。返ってきたらその答えを踏まえてまた返す、という形で会話を積み上げていく。
短くまとめることで読みやすくする
共通点を伝える最初のDMは、3行から4行以内に収める。読む負担が少ないほど返信のハードルが下がる。
共通点の説明を長々と書いても、相手にとっては読むだけで疲れてしまう可能性がある。言いたいことを絞って、相手が読んで一言返せる余白を作っておく。長いDMは送る側の熱量が伝わる反面、返す側の負荷を上げてしまうことがある。
共通点を探す時に注意すること
共通点を作り上げないこと
相手に合わせるために、実際には好きじゃないものを好きと言ったり、経験のないことを経験があるように話したりするのは最悪の失敗になる。
嘘の共通点は必ずボロが出る。やり取りが続いていくほど、細かい話になった時に知識がないことがわかってしまう。信頼を一気に失うだけでなく、最初から嘘をついてたという印象が残る。
26歳の頃、相手がアウトドア好きというのに合わせて、キャンプが好きですと言ったことがある。実際には一度もやったことがなかった。やり取りが進んで具体的な話になった時に、答えられない場面が出てきて、その後の返信が来なくなった。あれは今でも反省してる。
共通点の深読みをしすぎない
プロフィールから読み取った共通点が、実際には全然違った、ということがある。投稿の見た目から判断した好みが、当人の認識とズレてることがある。
共通点として持ち出した話題に対して、実はそうでもないんですよね、という返しが来た時に慌てない準備も必要。共通点が的外れだったとしても、そこから話を続けられれば失敗じゃない。むしろ思ってたのと違ったという発見が、会話の面白い展開になることもある。
実際に共通点から会話が続いた経験
プロフィールの細かい一言から繋がれた話
29歳の時、インスタでフォローしてた女性のプロフィールに、毎朝コーヒーを丁寧に淹れてるという一文があった。投稿にも豆の種類やドリッパーの写真が時々出てきてた。
コーヒーという大きな括りじゃなくて、ハンドドリップという具体的な共通点を使ってDMを送った。最近ハマってる豆があって、という自分の話から入って、どんな焙煎度合いが好きですか、という質問で終わる形にした。
返信が翌日来た。豆の話から始まって、近くにいい豆屋さんがあるという話になって、一緒に行くという流れになった。プロフィールを丁寧に読んだことで、ただのコーヒー好きではなくてハンドドリップという具体的な共通点を使えたのが、返信に繋がった。
ハッシュタグから見えた共通点で動いた話
マッチングアプリからインスタを交換した相手のプロフィールには特に趣味が書かれてなかった。でもハッシュタグを見ると、特定の映画監督の名前を使ったタグが複数の投稿についてた。
好きな監督が一致することに気づいて、その監督の最新作についてDMで話しかけた。返信が来て、その監督の話で2時間やり取りが続いた。プロフィール文だけ見てたら気づけなかった共通点で、ハッシュタグまで見たから見えてきたやり取りだった。
プロフィールを読むというのは、書いてある文字を確認することじゃなくて、その人がどういう人かを理解しようとする行為。その姿勢がDMに出た時に、相手の心に届く一文になる。

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